出席者は、グローバル・ガバナンス・システムの変革の推進、特に経済ガバナンス体制は国際パワーバランスの変化を反映しており、新興国と途上国の代表性及び発言権の強化がグローバル・ガバナンス・システムの正しく理に適った発展の方向性だとの認識を示した。
イランの対外関係戦略協会長は、グローバル・ガバナンス・システムにおける新興国と途上国の代表性及び発言権の強化には重大な意義があると指摘。今後全ての国が共同でグローバル・ガバナンスを推進し、各国が発展と繁栄を共に享受することを望むとした。
カルザイ氏は「中国はこの中で重要な役割を演じることができる。特に調整・協力によって取り組みを推し進めることだ」と指摘。「アフガニスタンと地域の平和・安定に対して上海協力機構は重要な貢献をした」と特に強調した。
「グローバル・ガバナンスとグローバル化はすでに新たな段階に入っている。われわれは新たな原動力だけでなく、新たなガバナンス・ルールを必要とすると同時に、新興国のニーズを反映する新たなプラットフォームも必要としている」。復旦大学の呉心伯・米国研究センター長は、世界各国は中国がより積極的な役割を発揮することを期待しているとの認識を示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月26日