外国メディア:東中国海周辺国、シーパワーが逆転へ

外国メディア:東中国海周辺国、シーパワーが逆転へ。 米軍機の近接偵察は、中国の国家安全を脅かし、中米の海・空の軍事安全を損ね、双方のパイロットの安全を脅かす。これは中米の海・空の偶発的事件を引き起こした根源だ…

タグ: 国家安全 戦闘機 偵察機 合同演習

発信時間: 2017-07-26 15:16:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「米軍機の近接偵察は、中国の国家安全を脅かし、中米の海・空の軍事安全を損ね、双方のパイロットの安全を脅かす。これは中米の海・空の偶発的事件を引き起こした根源だ」中国国防部の任国強報道官は25日、米軍機が東中国海の中国領海に接近し偵察した件について、記者からの質問に回答した際に「米国はこの危険で素人じみた、非友好的で危険な軍事活動を即刻停止するべきだ」と警告した。

25日付インド『Deccan Herald』紙は「中国はアジア太平洋地域の目標を実現するため、高圧的な手段を増やしている。米国防総省が、中国の戦闘機が東中国海上空で米軍偵察機を危険に遮ったと批判するなか、中央情報局(CIA)東アジア太平洋ミッションセンターのコリンズ氏は、米コロラド州の有名なアスペン研究所で開かれた中国関連安全フォーラムで、このように述べた」と伝えた。

東中国海のもう一方で、日本も中国の戦闘機が米軍偵察機を遮ったことに強く注目している。日本テレビは25日、「中国は最近、自国の軍事力を誇示する傾向を強めている。先ほど爆撃機が宮古海峡の上空を飛行し、またロシアと合同演習を実施した。これらは中国が自国の軍事力を誇示しているが、より重要なのは中国の意志を示していることだ」と報じた。

日本の「JBpress」は「強いアメリカの再現のシンボルの1つは、大海軍再建だ。トランプ大統領は国防予算、とりわけ海軍関連予算の大増額計画を打ち出しているが、大海軍再建計画は順調に進んでいない。一方で中国海軍の強化は極めて順調に進んでいる。2016年に約30隻を建造し、今年上半期は10隻も建造している。東中国海のシーパワーのバランスが逆転する日は近い。これは驚くべきことではない」と報じた。

ロシア・トゥデイ(電子版)は「中国とロシアはどの国にとっても脅威にはならないが、合同演習は両国の軍事分野をめぐる協力の高い潜在力を示し、ベルギーと米国の将軍らの血が上った頭を冷やすことができる。彼らの海上覇権時代が終わろうとしていることを告げた」と伝えた。

豪シンクタンク・ロイ国際政策研究所海軍問題専門家は25日、ドイチェ・ヴェレのインタビューに応じた際に「中国海軍の世界的な演習が頻繁になり、制度化している。中国海軍は近年、世界的な軍事行動に参与している。これは中国が世界範囲で海軍を運用する能力と、その行動のレベルが上がっていることを反映している。中国はすでに経済大国であり、その他の国よりも安全で安定的な海洋環境を必要としている。西側は、中国とロシアのバルト海における演習はNATOを念頭に置いたものと考えているが、英国艦隊も先ほど南中国海を訪れていた。中国が参与する海上合同演習は非常に頻繁であり、定期的だ。この事実そのものが、一つのシグナルになっている」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月26日

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