中央組織部の最新の党内統計データによると、2016年末までに、中国共産党の党員総数は8944万7千人を数え、前年から68万8千人純増し、増加幅は0.8%となった。党の末端組織は451万8千組織で、前年から10万5千組織増え、増加幅は2.4%だった。データによると、新たな形勢下の党員陣容の建設と末端党組織の建設に関する中央の配置要求は徹底的に実施され、党の生命力と活力はより一層増強された。
党員総数の増加率は引き続き減速し、新規党員のレベルは引き続き高まった。2016年の全国の党員総数の増加幅は0.8%で、前年から0.3ポイント縮小した。2013年に新規党員の総量の調整が実施されて以降、党員総数の年平均増加幅は1.2%で、調整目標が良好に実現された。生産活動の第一線やハイレベルの知識を持った層における新規党員比率は引き続き高まり、通年の新規党員191万1千人のうち、生産活動の第一線の党員は95万3千人で49.9%を占め、前年から0.2ポイント増え、短大・高専以上の学歴の党員は78.5万人で41.1%を占め、1.5ポイント増えた。
党員の構成はより一層優れたものとなり、全体的な能力は向上した。短大・高専以上の学歴を持つ党員は4103万1千人で45.9%を占め、前年から1.6ポイント増え、女性党員は2298万2千人で25.7%を占め、0.6ポイント増え、少数民族の党員は630万人で7.0%を占め、前年と同じだった。企業・事業機関や民間非企業機関の専門技術員の党員は1324万1千人で、0.2ポイント増えた。末端党組織のリーダーの素養もより一層向上し、54万8千人の党組織書記のうち、富裕化リーダーは47.2%、農村専業合作社の責任者は10.0%を占める。9万6千人の名コミュニティの党組織書記のうち、短大・高専以上の学歴を持つ党員は5万4千人に増え、比率は56.7%と7.3ポイント高まった。
各分野では党組織建設が強化され、末端党組織の政治機能はますます強化され、戦闘のとりでとしての役割はさらに明らかとなりつつある。政府機関や国有企業・事業機関で新たに増えた党組織はそれぞれ1万組織、1万7千組織に達する。非公有制企業や社会組織で新たに増えた党組織はそれぞれ4万6万組織、4万組織で、カバー率は67.9%と58.9%に達し、それぞれ前年から16.1ポイントと17.3ポイント拡大した。都市化プロセスが加速する中、新たに増えたコミュニティーの党組織は1万2千組織を数えた。末端における基礎的な保障も強化され、村級組織の活動場所は通年で7万カ所が新設・拡張された。党・大衆サービス機構を設けた村とコミュニティーの割合はそれぞれ91.8%と90.7%で、5.3ポイントと3.7ポイント高まった。各級から村に派遣された第一書記は19万5千人に達した。コミュニティで大衆サービスを行う在職党員は1260万3千人で、17.5%増えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月3日