「練磨と奮進の5年」大型成果展は26日の正式開放以来、多くの来場者を集めている。
王さん(60)は「テレビのニュースを見て、展示を見るためわざわざ長春市から高速鉄道に乗り北京市に来た」と話した。今の高速鉄道はとても速く、長春市から北京市まで5時間余りだった。昔は北京に来る時に子供に付き添ってもらったが、今や交通が便利になり一人で移動できるようになった。若者のように、いつでも気ままに旅行できるようになったという。彼女は「驚き」という言葉で、見学の感想を述べた。「心が奮い立った。中国の進歩で私たちの士気が高まった」
核工業第二研究設計院で勤務していた李さん(88)は、有人潜水艇「蛟竜号」の展示ブースで「中国はかつて貧困国だった。今や多くの設備が中国製に、しかも中国の創造の産物になった。中国は自国の製品を手にし、安全が保障された。蛟竜号は人跡未踏の深海に浸透し、人々の未知の探索に協力できる。これは人類と子孫に福をもたらす事業だ」と述べた。
北京市東城区から来た元教員の2人は「展示ブースはとても美しい。今回の感想を一言で述べるならば、誇らしいだ。中国は現在まで一歩また一歩と歩んできたが、これは並大抵のことではない。以前は世界の中心に立つことが目標だったが、この当初の目標は初歩的に実現された。すでに定年退職したが、心とは社会とつながっている。私たちが住民委員会の各種活動に積極的に取り組むのは、中国の夢を実現するため微力を尽くしたいからだ」と話した。
中国のスピードを象徴する高速列車「復興号」、民間航空の新しい時代を築く国産大型旅客機「C919」、人類の歴史の厚みを広げる「蛟竜号」などの科学技術の成果、それから人々の心に深く根ざしている汚職撲滅キャンペーンにより、来場者は神州の大地でこの5年間に生じた大きな変化を実感した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月28日