9月中旬、中国国産無人機「CH-5」が北西の大地でミサイル実弾射撃テストを成功させた。「CH-5」は中国航天空気動力技術研究院が開発した最新型の偵察・攻撃一体型無人機である。
今回の実弾射撃テストで、「CH-5」は50キログラム級のAR-1型ミサイルを数発発射し、見事に命中させ、精度は20センチに達した。
「CH-5」無人機は離陸時の騒音が小さく、体格は中国とパキスタンが共同開発した小型戦闘機「JF-17」ほどある。同機は長さ約11メートル、高さ4メートル、翼の長さ21メートルで、中国最大の偵察・攻撃一体型無人機である。「CH-5」の弾薬搭載能力は「CH-4」より高く、50キロ級、100キロ級、200キロ級など各クラスのミサイルや誘導爆弾を搭載できる。
中国産のCHシリーズ無人機は世界的に有名で、中でも「CH-3」と「CH-4」はアジアやアフリカなど10カ国以上に輸出され、実戦に使用されている。今回のテストに関わった作業員によると、すでに「CH-5」購入の意向契約書に調印した国外の顧客がいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月28日