李克強総理と中南海紫光閣で会談したロス米商務長官(9月25日撮影・杜洋)
李克強総理は25日午後、米国のロス商務長官と中南海紫光閣で会談した。中国新聞社が伝えた。
李総理は、「中米関係と各分野における協力と発展は優れた勢いを見せている。習近平国家主席とトランプ大統領は度重なる会談や電話会談による対話を順調に進めており、両国は各レベルの対話・交流を引き続き進めている。中米は最大の発展途上国と最大の先進国として、世界最大規模のエコノミーと貿易国として、両国関係の健全で安定した発展は両国自身の利益に合致し、国際社会が一致して期待するものでもある」と表明。
また、「中米は互いに最大の貿易相手国として、両国の経済・貿易関係の主流は協力であり、共通の利益が溝を遥かに上回る。われわれは米国側と相互尊重及び協力・ウィンウィンの精神に基づき、製品・サービス貿易の規模を拡大し、摩擦や溝を対話と協議を通じて適切に処理することを望んでいる。中国の対外開放の扉はますます開かれ、ビジネス環境はさらに良くなる。中国で投資・事業展開する米国企業が増えることを歓迎する。同時に、米国側が中国企業の対米投資に公正な待遇を与え、ハイテク製品の対中輸出規制を緩和して、中米経済・貿易協力が動的平衡の中で一層の発展を遂げ、両国民により良い幸福をもたらすようにすることを希望する」と指摘した。
ロス長官は、「米中関係は日増しに緊密化し、発展には大変大きな将来性がある。米国は中国側が対外開放の歩みを着実に加速させることを歓迎する。実務的姿勢で中国側と対話や意思疎通を強化し、貿易・投資協力を絶えず拡大し、人的・文化的交流と人的往来を拡大し、さらに多くの協力の成果を早期に導くことを目指し、米中関係の一層の発展を推し進めたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月27日