外交部(外務省)ウェブサイトによると、陸慷報道官は26日の定例記者会見で、ロス米商務長官の訪中について触れ、「今回の訪中は中米両国首脳の共通認識を実行に移し、経済・貿易分野における中米協力をさらに推進するとともに、トランプ大統領の年内公式訪中の準備を進めるため」とした。
【記者】ロス米商務長官が昨日(25日)、今回の訪中で、在中米企業に公平で互恵的な待遇を与えるよう中国側に呼びかけたことについて、コメントは?
【陸報道官】ロス米商務長官は訪中に際し、李克強総理、汪洋副総理と相次いで会談した。鍾山商務部長(商務相)との会談も順調に進んだ。ロス長官の今回の訪中で中米両国首脳の共通認識を実行に移し、経済・貿易分野における中米協力をさらに推進するとともに、トランプ大統領の年内公式訪中の準備をを進めた。ロス長官と中国側の会談に関する情報はすでに詳細を公開しているので、そちらを参考にしてほしい。
米企業が中国で公平な待遇を受けているかどうかについては、中国商務部(商務省)の責任者も最近その姿勢を表明しており、調べることができる。中米の経済・貿易関係は現在まで約40年間の発展を経て、本質的に互恵・ウィンウィンの関係を築いている。この場でもすでに述べたことがあるが、本日改めて言いたい。もし中米の経済・貿易関係が中国側にとってのみ有利であり、米側に利益がないのなら、米国の企業家が中国でこれほど長い間ビジネスを続けることはなく、中国に対する金融を除く直接投資が増加基調を呈すこともない。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月27日