9月30日夜、国務院は北京の人民大会堂で国慶節(新中国成立記念日、10月1日)を記念するイベント・国慶招待会を開催し、中華人民共和国成立68周年を盛大に祝福した。習近平氏、李克強氏、張徳江氏、兪正声氏、劉雲山氏、王岐山氏、張高麗氏ら中国共産党と国家の指導者、国内外の来賓約1200人が一堂に会し、ともに国慶節を祝った。
国務院の李克強総理はあいさつの中で、「建国からの68年間に、中国共産党の力強い指導の下で、全国各民族の国民は団結奮闘し、波乱に満ちた壮大な社会主義革命、国家建設、改革の壮麗な詩編を紡いできた」と述べた。
李総理は、「今年は、複雑で変化の多い国際情勢に直面し、困難で負担の大きな改革発展の任務に直面しながら、習近平同志を核心とする党中央の揺るぎなく力強い指導の下で、私たちは『穏中求進』(安定の中で進歩を求める)の取り組みの全体的基調を堅持し、供給側構造改革の推進を主軸として、経済発展が『穏中向好』(安定の中で好転)の流れを保つようにしたため、質と効率が大幅に改善され、都市部の新規就職者は高水準で増加し続け、国民の生活水準は向上し続け、貧困撲滅の取組の成果が明らかになり、重点分野のリスクが着実に管理コントロールされた。特に経済構造の最適化が加速し、過剰生産能力が引き続き解消され、起業革新が勃興発展し、新原動力の成長拡大が突出した注目点になった」と指摘した。
また李総理は、「これまでの成果は私たちをますます誇らしい気持ちにさせ、偉大な目標はたゆまずに奮闘するよう億万の人々を激励している。私たちは新たな発展理念を徹底実施し、供給側構造改革を深いレベルで推進し、改革による推進、開放による牽引、革新による駆動に依拠して、革新を奨励し、着実な行動を奨励し、責任を持つことを奨励する環境を創出し、生産力レベルの不断の向上、総合的競争力とリスク対応能力の不断の増強、発展の質と効率の不断の向上を促進する。社会の進歩がさらに次のステージに進むよう後押しする。法律に基づく治国を全面的に推進し、社会の公平と正義を促進する。各種の社会事業を発展させ、社会のガバナンスの革新と充実をはかる。国民の幸福を引き続き増進する。国民が中心であるとの発展思想をよりしっかりと実践に移し、貧困扶助を着実に正確に加速させ、攻めの姿勢で困難を克服し国民のより多くの利益をはかり、国民生活の基本的な最低ラインを断固として堅守し、国民の懸念や心配がより少なくなり、幸福感をより多く得られるようにする」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月1日