J-20はF-22より上? 中国の最新ステルス戦闘機を米メディアが評価

J-20はF-22より上? 中国の最新ステルス戦闘機を米メディアが評価。報道によると、中国で最も「ラプター」に近い戦闘機はJ-20戦闘機である。この戦闘機は、米国の最高の機種といかに対抗しようというのだろうか…

タグ:戦闘機 J20 F22 航空機

発信時間:2017-10-17 09:49:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米誌『ナショナル・インタレスト』(電子版)は2日、中国は今後50年で、米国にとって唯一の互角の力を持ったライバルになる可能性があると伝えた。衝突の勃発する可能性は低いが、米国は最悪のケースを想定する必要がある。

 

 現代のすべての通常戦争においては、空中の戦力と空中での優勢が重要な役割を発揮する。米国にとっては、米空軍のF-Xプログラムによる産物によって最終的に代替されるまでは、ロッキード・マーティン社のステルス戦闘機「F-22」(ラプター)が、空中での優勢を確保するための最良の武器であり続けることとなる。


 報道によると、中国で最も「ラプター」に近い戦闘機はJ-20戦闘機である。この戦闘機は、米国の最高の機種といかに対抗しようというのだろうか。


 中国のこの戦闘機についてわかっていることは少ない。従来の意義から言えば、同機種は、戦闘機のカテゴリーにさえ属さない。米国の西太平洋における戦力投射能力を攻撃するために特別に設計され、中国の「接近阻止・領域拒否」戦略の一環となる航空機と言えるかもしれない。この航空機は、米軍の給油機や早期警戒管制機、統合目標攻撃監視レーダーシステム(JSTARS)などの支援戦力を攻撃するのに最適化され、さらには同地域に分散している米国の基地や空母を攻撃するための遠距離巡航ミサイルも搭載している可能性もある。


 報道によると、いくつかの兆候からは、J-20は何よりもまず攻撃機であるが、強力な空対空の戦闘力も持っていることがわかる。米国のF-35戦闘機と同様、最新のJ-20の原型機の機首の下には、電子式光学照準システムが搭載されているように見える。同システムは「EOTS-89」である可能性がある。制空戦闘機にはこのようなセンサーは要らない。


 報道は、別の兆候からも、中国のこの型の航空機がアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーを搭載していることがわかると伝えている。これによるとJ-20は1475型レーダーを搭載しており、このレーダーは現在、中国飛行試験研究院で試験中だという。だがこの情報はまだ裏付けられていない。


 J-20戦闘機が最適化され、攻撃能力を備えるようになったことを証明するための最も説得力のある証拠は、その機体が巨大であるにもかかわらず、翼が比較的小さいということかもしれない。同型機にはさらに、大型の爆弾槽がある可能性がある。このような配置は、超音速攻撃機ではうまく働くが、高速での回転を維持しなければならない制空戦闘機にとっては理想的とは言えない。


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