中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)は今日開幕した。5年に一度のこの盛大な大会は、中国の発展を観察する最良の窓口とみなされ、開催されるごとに世界の注目を浴びてきた。
今回の党大会について、多くの国外メディアは、中国の未来に重大な影響を与えるだけでなく、中国の国際的な影響力が高まっていることを考えれば、今回の大会の成果は外部の世界にもはかりしれない影響をもたらすことになると論じている。
19回党大会は「中国の奇跡」をのぞく窓口
『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』の記事は、1990年には世界10位だった中国の国内総生産(GDP)が、2010年には日本を超えて世界2位に躍進したことに着目する。世界経済の成長に対する中国の年平均寄与度は30%を超えている。中国共産党の強力な指導がなければ、中国は、このような経済的な奇跡を連続して実現することはできなかっただろう。
この記事はさらに、中国が科学技術の分野とプロジェクト建設で巨大な進歩を遂げたことは批判者であっても認めざるを得ず、航空や航空機製造業、高速鉄道、通信系統などの面でも重大なブレークスルーを実現したと指摘している。
この記事は、国際社会は中国の発展と成長から経験を汲み取り、第19回党大会を通じて中国共産党が国民のためにどのような政策を制定したかを知り、中国がなぜこれほど多くの成果を実現できたかの謎を解く必要があると論じた。