中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)開幕式が現地時間18日午前9時に人民大会堂大ホールで行われ、習近平総書記が第18期中央委員会を代表して報告を行った。
習総書記は「われわれは小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に完成し、第1の百年奮闘目標を達成するとともに、勢いに乗じて上がり、社会主義近代化国家の全面的建設の新たな道程を開き、第2の百年奮闘目標に向けて進軍する必要がある」と指摘。
「国内外の情勢とわが国の発展条件を総合的に分析すると、2020年から今世紀半ばまでを2段階に分けられる。第1段階は2020年から2035年までで、小康社会の全面的完成を基礎に、さらに15年奮闘し、社会主義近代化を基本的に実現する。第2段階は2035年から今世紀半ばまでで、近代化の基本的実現を基礎に、さらに15年奮闘し、わが国を富強民主文明と調和ある美しい社会主義近代化強国に建設する」とした。
習総書記はさらに「小康社会の全面的完成から近代化の基本的実現へ、さらに社会主義近代化強国の全面的完成へといたるのは、新時代の中国の特色ある社会主義発展の戦略的段取りだ」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月18日