劉芳・軍事委員会国際軍事協力弁公室参謀は22日、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)プレスセンターの第7回合同取材会で、「揺るぎない歩みを踏み出した中国の特色ある軍強化の道」について、国内外メディアの取材に応じた。人民日報海外版が伝えた。
「過去5年間、中国軍は他の各業種と同じく、発展と建設の面で歴史的成果を挙げた」。劉氏は「新局面を開いた強軍・興軍」について自身の感じ方と理解を説明し、次の点を指摘した。
(1)中国軍の「コミュニティ」が拡大。すでに全方向的な国際軍事協力の新構造の構築が進んでいる。
(2)外国軍との相互理解・相互信頼をたゆまず深化。すでに28の国や国際組織と防衛戦略協議制度を設けた。こうしたハイレベルの対話制度によって、戦略面の相互信頼を強化し、政策面の意思疎通を促進した。
(3)国際軍事協力の拡充。例えば軍艦の相互訪問、二国間・多国間の合同演習・訓練・競技、人員育成協力、装備・技術交流などだ。
(4)国際軍事交流の実施過程で権益保護を一層重視。
(5)中国軍の大国としての責任感が一層顕著に。
(6)中国軍の発言を強化。国防部(国防省)報道官チームを通じて、中国軍のストーリーをしっかりと語り、中国軍の声を伝え、中国軍と外部・民衆との距離を近づけた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年10月23日