これは現在の中国と西側諸国の考え方がまったく異なることを示す最良の例だ。前者は自信を深め、外資への開放を大幅に拡大している。後者は自国の経済・社会の発展に必要な外資を引き締める政策を打ち出した。英国艦隊は1840年、アヘンと大砲により清政府の鎖国の扉をこじ開けた。177年後の今日、中国はすでに強くなり、中華民族は新たな姿勢により世界の東方に屹立しようとしている。西側は今、後退しようとしている。
現代において、人類が直面するさまざまな課題に単独で対応できる国はなく、鎖国という孤島に戻ることのできる国もない。そのため中国は常に、各国の人々は心を一つにし協力し、人類運命共同体を構築すべきと呼びかけている。
さまざまな企業が集まり、活況を呈する。グローバル化について、中国は多国間貿易体制を支持し、自由貿易区の建設を促進し、開放的な世界経済の建設を推進している。第19回党大会の報告を見ると、中国の開放政策が落ち着きを維持していることが分かる。報告は「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の建設を重点とし、外資導入と海外進出を堅持し、共に協議し共に建設し共有する原則を遵守し、革新力の開放と協力を強化し、陸海・内外連動、東西双方向の開放構造を形成すると提案した。
「否定政治」の泥沼に陥り、議論に対応するため無駄に時間を費やしている西側諸国と異なり、中国は世界の大国に勝るマクロ経済と政治の安定性を維持し、かつ全面的かつ厳格な党内統制により団結力と執行力をさらに強化している。中国は将来的に、自由貿易の旗手としての名を求めず、また自国の国力以上の約束をしない。しかし開放の拡大を堅持し、さらなる努力により、市場進出拡大でさらに大きな一歩を踏み出す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月24日