第19回党大会報告、香港・マカオの発展の位置付けと未来を明確に

第19回党大会報告、香港・マカオの発展の位置付けと未来を明確に。

タグ:第19回党大会 香港 マカオ

発信時間:2017-10-27 13:23:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 複数の専門家は新華社のインタビューに応じた際に「中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の報告は、香港とマカオを国家発展の大局に融合させることを支持し、香港とマカオの発展の位置付けを明確にし、そのビジョンを描いた。これは香港とマカオが自身の強みをより良く発揮し、本土と手を結び交流と協力を掘り下げ、特区の発展の新たな成長点を見出し、国の発展に新たな貢献を成し遂げ、民族復興の偉大なるチャンスと栄光を共有することを促す」と話した。

 

 北京大学法学院の陳端洪教授は「香港とマカオは返還されてから、祖国本土と相互補完し共同発展する広い道を歩んできた。一国二制度の実践は、世界が認める成果を手にした。第19回党大会の報告は、香港とマカオを国家発展の大局に融合させることを支持し、かつ粤港澳(広東・香港・マカオ)大湾区の建設、広東・香港・マカオの協力、広域珠江デルタ経済圏の協力などの重点を指し示した。これは発展により問題を解決するという、中央政府の理念を示した。国家発展の大局に融合させることで、香港とマカオの同胞に確かなチャンスと利益をもたらし、香港・マカオ社会の内在的問題の解決を促す」と指摘した。

 

 北京航空航天大学法学院の田飛竜准教授は「第19回党大会の報告は、香港とマカオの国家発展青写真における位置付けを明確にした。香港とマカオが自身の強みをより良く発揮し、本土との互恵協力を加速し、地域経済発展に参与・協力することで国家発展の大局により良く融合できるようになった。これにより香港・マカオ経済のモデルチェンジとアップグレードを促し、社会内部の問題を解決する道を見つけることができる。報告の政策は遠大な理想を持ち、明瞭かつ実務的で、香港とマカオの発展の正しい方向を指し示し、光あふれる未来を描き出した」と述べた。

 

 中国人民大学の斉鵬飛教授は「国家発展の大局に融合することで、香港・マカオと本土の協力を、さらに高い時代の新しいスタートラインに立たせることができる。第19回党大会の報告は『香港・マカオ住民の本土における発展の利便性を高める政策措置を制定・改善する』としたが、これは中央政府の香港・マカオへの心からの関心を示しており、間もなく具体的に実行に移されるだろう」と判断した。

 

 深セン大学香澳基本法研究センターの鄒平学主任は「第19回党大会の報告の、香港・マカオと本土の互恵協力の強化に関する記述には、原則と高みがあり、さらに具体的な政策もある。これは歴史観と先見性を示している。特に香港・マカオの発展を民族復興という偉大なる青写真の中に置いており、高い求心力を持つ。香港・マカオの各界はかつてない時代のチャンスをつかみ、より積極的かつ能動的に国家発展の大局に融合し、本土と手をつなぎ交流と協力のアップグレード版を構築するべきだ。民族復興という歴史的責任を共に負う新たな道のりにおいて、祖国の繁栄と富強の偉大なる栄光を共有する」と話した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月27日


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