中国海軍向けに数十年に渡り潜水艦を設計してきた経験と技術により、中国船舶重工集団公司は国際舞台で存在感を増そうとしている。同社が開発した輸出仕様通常動力潜水艦が、パキスタンとタイで成功を収めた。英軍事誌『ジェーンズ?9?9ディフェンス?9?9ウィークリー』(電子版)が12日に伝えた。
パキスタン海軍はS20型通常動力潜水艦を8隻調達することを決定した。同艦は中国海軍の039A型潜水艦をベースとしており、1−4隻目は中国の造船所で、5−8隻目はパキスタンのカラチ造船所で組み立てられる。交付は2022年から。
また中国とタイ海軍は総額10億ドルの契約を結んだ。タイはS26T型通常動力潜水艦を3隻調達する。同艦は039B型「元」級通常動力潜水艦をベースに開発された。第1期は1隻で、その後さらに2隻調達する。交付は2026年に終了を予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月17日