中国が周辺外交の新年「初披露」にカンボジアを選んだ理由

中国が周辺外交の新年「初披露」にカンボジアを選んだ理由。

タグ:中国外交

発信時間:2018-01-10 17:51:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交学院アジア研究所の郭延軍所長によると、「堅固で揺るぎない中国カンボジア運命共同体を手を携えて築く」ことは、中国カンボジア関係を戦略的・長期的観点から把握するもので、両国関係の将来に対する新世代の中国最高指導者の大きな期待を示しており、周辺諸国の団結・協力という近景と未来を描き出している。

郭氏は、第19回中国共産党大会閉幕後、習主席が初の公式訪問先にベトナムとラオスを選び、新時代の中国の特色ある周辺外交のオープニングを飾ったことに注目する。

「2018年初の周辺外交活動でも中国は重心を『肝胆相照らす真の友人』の側に置いた。中国が周辺外交をどれほど重視しているのかがわかる」。

専門家は、中国と周辺は戦略面で頼り合っており、周辺の安定と繁栄は中国の発展に寄与し、中国の発展も周辺の平和と繁栄を力強く促進してきたと指摘する。新時代の中国の特色ある大国外交の総目標は人類運命共同体の構築推進であり、これは周辺から始まる。

「李総理の今回の訪問は、新時代の中国カンボジア関係の発展に新しい強大な原動力を注ぐに違いないと予想される。さらに深い視点から見ると、『新時代』に入った中国は引き続き責任ある大国としての役割を発揮し、グローバル・ガバナンス体制の改革と構築に積極的に関与し、中国の知恵と力を貢献し続ける」と郭氏は指摘する。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年1月10日


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