中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で「中国側は各国と共に経済グローバル化に積極的に適応し、これを誘導し、経済グローバル化が引き続き世界経済の成長、各国の人々の幸福増進の積極的なパワーとなるようにしたい」と表明した。
【記者】世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が23日に開幕した。インドのモディ首相は開幕式の基調演説で「反グローバル化の保護主義勢力が台頭している。孤立主義は解決策ではない」と述べた。保護主義に反対するモディ首相の考えは習近平国家主席が昨年ダボスで行った演説と呼応するものだとする報道がある。出席者からは、モディ演説は米国第一政策への間接的批判だとの声も上がった。これについてコメントは。
【華報道官】ダボス会議が23日に開幕した。劉鶴中央財経指導グループ弁公室主任(中共中央政治局委員)が代表団を率いて出席し、中国がテーマの特別会議で挨拶を述べる。
習主席は1年前のダボス会議開幕式で「時代の責任を共に担い、全世界の発展を共に促進する」と題する基調演説を行い、経済グローバル化のより開放的、包摂的であまねく恩恵を及ぼす、均衡的かつウィンウィンの方向への発展の推進について中国の声を発し、開放型世界経済の発展を提唱して、広範かつ計り知れない国際的影響を与えた。
中国側は各国と共に、経済グローバル化に積極的に適応し、これを誘導し、経済グローバル化が引き続き世界経済の成長、各国の人々の幸福増進の積極的なパワーとなるようにしたい。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月26日