中国、露ウラン鉱事業に初参加へ 原子力協力強める

中国、露ウラン鉱事業に初参加へ 原子力協力強める。中露地域協力発展投資基金の初のプロジェクトがこのほど、ロシアの大型ウラン鉱の建設への参加に決まった。同プロジェクトの主要投資条件に関する合意書は12日、モスクワで締結された…

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発信時間:2018-03-17 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

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 ロシアメディアによると、中露地域協力発展投資基金の初のプロジェクトがこのほど、ロシアの大型ウラン鉱の建設への参加に決まった。同プロジェクトの主要投資条件に関する合意書は12日、モスクワで締結された。双方は、中露協力の発展にとって特殊で飛躍的な合意となったと評価している。


 ロシアメディアの12日の報道によると、同プロジェクトは、ARMZウラニウム・ホールディング社傘下のロシア最大のウラン採掘工場・プリアルグンスク鉱山化工連合企業(Priargunsky Industrial Mining and Chemical Union)を土台に、戦略的な意義のある6号鉱が建造される。


 記事によると、ARMZのウラジミール・ヴェルホフツェフ(Vladimir Verkhovtsev)総裁と中露地域協力発展投資基金管理公司の王峰董事長、プリアルグンスク鉱山化工連合企業のデニス・ミハイロフ(Denis Mikhailov)副総裁が同日、合意書に署名した。中国はこれでロシアの国営原子力企業ロスアトムのウラン採掘プロジェクトに初めて加わることとなった。


 王董事長は署名式で、「基金の初プロジェクトが原子力とかかわるものとなったことは非常に重要なことだ。6号鉱が初のプロジェクトとなったのは、両国の政治的な决定によると言っていい」と語った。


 ロスアトムのニコライ・スパスキー(Nikolay Spassky)国際活動担当副総裁は、「我々と中国との原子力協力には特殊性がある。このような総合的な協力は、我々とほかの国にはないものだ。我々は原子力発電所を共同で建造し、先端科学と核燃料循環で協力を展開していく」と語った。スパスキー氏はさらに、この協力は、ウラン採掘での実質的な協力という歴史の新たな1ページを開くものだと語った。


 ロシア大統領地域経済一体化顧問のセルゲイ・グラジエフ(Sergey Glazyev)氏は、中露地域協力発展投資基金のウラン鉱プロジェクト参加は、中露合同プロジェクトの投資メカニズムの構築にとってのブレークスルーとなると語った。


 グラジエフ氏はさらに「ユーラシア経済連合と『一帯一路』(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)との連結は大型投資プロジェクトによる推進を必要としている。両国の提唱は線として両国関係を貫いている」と指摘した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月17日  

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