リンゴにジャガイモ、翻訳機まで!両会代表・委員が「逸品」を次々紹介

リンゴにジャガイモ、翻訳機まで!両会代表・委員が「逸品」を次々紹介。2018年の全国両会期間において人民大会堂内の「通路」に社会各界が注目している。これまでの「部長(大臣)通路」に加え、今年は「代表通路」と「委員通路」が設けられた…

タグ:注目 報道陣 逸品

発信時間:2018-03-17 13:48:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2018年の全国両会期間において人民大会堂内の「通路」に社会各界が注目している。これまでの「部長(大臣)通路」に加え、今年は「代表通路」と「委員通路」が設けられた。通路で代表や委員は報道陣の質問に答えるだけでなく、次々と新しく珍しい「逸品」を紹介している。中国新聞網が伝えた。

■リンゴの栽培

全人代代表、雲南省昭通市党委員会副書記、市長の郭大進氏は同市が貧困に打ち勝つための「リンゴ戦術」を紹介。昭通市は雲南の「北の正門」にあたり、中国に14ヶ所ある特に貧困が深刻な「連片貧困地区」の一つで、貧困人口が最も多い地級市だ。同市はこの先3年間にわたり、毎年30万人以上の貧困脱却を実現する必要がある。

郭氏は「リンゴの栽培」で貧困層30万人に収入増加をもたらし、現地農家の収入が何倍にも増加したと紹介した。

■ジャガイモの栽培

全人代代表、中国工程院院士の朱有勇氏は科学技術による貧困者支援について語った際、大きなジャガイモを取り出し、「雲南省瀾滄県にある小さな村はとても優れた自然環境に恵まれているにもかかわらず、深刻な貧困にあえいでいる。年間通じて、稲を1回育てるだけで、冬は農閑期となっている。そこで冬季のジャガイモ栽培を広めた。1ムー当たり平均3.1トン、1トンあたり3000元、1ムーあたりの農民の収入は9000元となり、冬の間、使われていなかった田の効率を向上させた」と述べた。

■AI技術を応用した翻訳機

全人代代表、科大訊飛会長の劉慶峰氏は科大訊飛の翻訳機を披露。医療や教育、司法といった分野でのAI技術の応用について説明した。劉氏によると、中国はAIのイノベーションにおいてすでに世界の先頭を走っており、中国は未来を勝ち取ることができるはずだと紹介した。

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