■「米中間の巨額の貿易赤字の相当部分は統計的錯覚」
米紙ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、ポール・クルーグマン氏は「実際には、米中間の巨額の貿易赤字のうち、相当部分は統計による錯覚だ。中国の輸出する多くの製品は、実際には韓国や日本など他の国で生産された部品を組み立てたものだ。典型的なのがiPhoneだ。中国の労働力と資本が最終価格に占める割合はわずか数パーセントだ。米国の対中貿易赤字のうち、半分近くは実際にはこうした中国に部品を輸出する国への赤字である可能性が高い」とする。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月26日