ロシアのウラジミール・プーチン大統領は15日、一連の新型核兵器を含む新型武器が、今後数十年に渡りロシアの安全を保障すると表明した。
プーチン大統領によると、RS-12Mトーポリの後継として、ミサイル団14個に大陸間弾道ミサイル・ヤルスが配備される。Kh-101、Kh-102長距離巡航ミサイルを搭載するTu-160、Tu-95戦略爆撃機、大陸間弾道ミサイルを搭載するボレイ型原子力潜水艦も更新・アップグレード中だ。クラブ巡航ミサイルを搭載する軍艦が海軍に就役する。
プーチン大統領によると、ロシア国防省はS-500地対空ミサイルシステムの研究開発を終え、量産化に移る見通しだ。同システムは敵機を撃墜し、ミサイルを迎撃できる。さらには近宇宙、すなわち高度20−100キロ内の標的を正確に攻撃できる。
他にも陸軍はアルマータ主力戦車など、一連の軍用車両を交付される。
プーチン大統領は3月1日の一般教書演説で、国防発展の説明に力を入れた。これらの新型武器システムには、サルマート大陸間弾道ミサイル、極超音速ミサイル「キンジャル」、極超音速戦略滑空ミサイルが含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月17日