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発信時間：2018-05-17 15:21:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国外交部の陸慷報道官は16日、韓米軍事演習及び米国の態度により、朝韓閣僚級会談を中止し朝米首脳会談を再検討すると朝鮮が表明したことについて「関連国は半島情勢の得難い緩和の局面を惜しみ、互いに善意と誠意を示し、首脳会談に向け良好な条件と雰囲気を整えるべきだ」と述べた。

　同日の定例記者会見で、記者からは「朝鮮の副外相は、米国が一方的に核放棄を強要すれば、朝米首脳会談の開催を再検討すると表明した。また朝鮮は、韓米による最近の大規模な合同演習を批判し、16日に予定されていた朝韓閣僚級会談を中止すると発表した。中国側はこれをどう論評するか」という質問があった。陸報道官は次のように回答した。

　現在の半島の対話と情勢緩和の局面は得難いもので、関連国はこれを惜しむべきだ。この局面は半島関連国の共通の利益に合致し、国際社会の普遍的な期待でもある。

　半島問題の平和的・政治的解決が重要なチャンスを迎えるなか、すべての関連国、特に朝米双方は共に向き合い進み、互いに善意と誠意を示し、首脳会談に向け良好な条件と雰囲気を整え、半島の非核化と恒久の平安を実現するため取り組むべきだ。

　中国側は朝鮮中央通信が16日午前に発表した声明文と、国際社会の反応にも留意している。中国側は朝韓双方が「板門店宣言」が示した対話・和解・協力の精神に基づき、相互の合理的な関心事への理解と尊重を十分に示し、共に向き合い進み、相互信頼を蓄積し関係を改善することを支持する。

　半島情勢の緩和の流れを引き継ぎ強化するため、すべての関連国は互いに善意を示し、刺激と緊張を引き起こす行為を互いに回避し、対話と協議により半島問題を解決するため有利な条件と雰囲気を整えるべきだ。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年5月17日

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