中独間にも「摩擦点」がある。ドイツ商工会議所の責任者は23日、メディアに対して「メルケル首相は訪中で、中国にさらなる市場開放を促さなければならない」と述べた。独ベルテルスマン財団は22日に発表した研究報告書の中で、技術系企業はこれまで以上に中国の投資家の目標になっているとした。
同報告書によると、中国資本による買収は主に、ドイツ3州(バーデン=ヴュルテンベルク州、ノルトライン=ヴェストファーレン州、バイエルン州)に集中している。これらの州はいわゆる「隠れたチャンピオン」で、ドイツの世界トップクラスの技術を持つ企業が集まっている。中国資本はドイツで市場に自由に進出する機会を手にしているが、中国政府の開放は同等の程度に達していないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月24日