青島サミット、SCO発展の節目に=SCO事務局長

青島サミット、SCO発展の節目に=SCO事務局長。

タグ:青島サミット SCO事務局長

発信時間:2018-06-05 10:17:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 上海協力機構(SCO)のアリモフ事務局長は3日、「中国はSCOの歴史の新たなページをめくるため重要な力を発揮した。青島サミットはSCOの発展において歴史的な意義を持つ節目となる」と表明した。


 アリモフ氏はインタビューに応じた際に、中国のSCOの発展における貢献を高く評価し、「SCOの17年間の発展において、中国は協力の理念、発展の方針、目標の設定で多国間協力をけん引し、SCOの発展に具体的なプランを提供し、より多くの責任を担った。各加盟国の共同の努力により、SCOは『上海の精神』を中心とする新型地域組織に発展した」と述べた。


 アリモフ氏によると、中国はSCOの持ち回り議長国になってから1年間に渡り、安全、経済・貿易、人文、科学技術など各分野の重要な枠組み会議及び大型多国間活動を積極的に推進し、その開催に成功した。各加盟国間の協力を力強く促進し、SCOの発展を新たな段階に押し上げた。


 現在の国際情勢は錯綜し複雑だ。初の加盟国拡大後のSCOは新たな発展段階に入り、新たなチャンスと課題に直面している。アリモフ氏は「中国は新型国際関係の建設を推進し、人類運命共同体の理念を打ち立てた。現在の国際問題の解決を促し、かつ未来への責任感を示した」と話し、次のように続けた。


 SCOは「上海の精神」を貫き、ユーラシア大陸で開放、相互信頼、相互尊重の関係及びモデルを形成した。加盟国が隣国との友好を深め、多層的な互恵協力を強化し、より緊密な運命共同体を作る模範となった。これは青島サミットで再び示されることになる。


 SCO加盟国とオブザーバー国はいずれも「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線国であり、シルクロード文明によって結ばれた友好感情を持ち、かつ現代の世界構造における互恵協力と助け合いのパートナーシップを構築した。習近平国家主席は2013年にアスタナでシルクロード経済ベルトの建設を提案し、SCOの発展に大きなチャンスをもたらし、SCOを一帯一路枠組み内で関連国が戦略連結を実現する重要な場とした。今年は一帯一路提案5周年であり、青島サミットは同イニシアチブの実行をさらに推進することになる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月5日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで