米国がこのほど、中国国民に発給するビザをめぐる政策に変更はないと発表したことについて、中国の外交部(外務省)の華春瑩報道官は1日の定例記者会見で、「中国は米国の発表を歓迎する。中国と米国のビザの円滑化は両国の国民の共通する利益にマッチしている」との見方を示した。新華社が報じた。
【記者】米国国務院がこのほど、米国の中国国民に対する各種ビザ政策に変化はなく、中国の学生が米国に留学する場合、依然として最長で5年間のビザを取得することができ、米国の一部の学部への留学を申請する学生に対する審査にも変化はなく、中国国民を対象にすることもないと発表したと報道されている。また米国国務院は、「米国は米国を訪問する中国国民が増加していることを歓迎している」と強調しているが、それに対する中国の見方は?
【華報道官】関連の報道に留意しており、米国の発表を歓迎している。人員の往来は、中国と米国両国の各分野の交流・協力を促進する基礎となる。中国と米国のビザの円滑化は対等で互恵な事柄であり、両国の国民の共通する利益にマッチするものだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月4日