ホワイトハウスのサンダース報道官は5日、今月12日に予定されている米朝首脳会談の開催地が、セントーサ島のホテル「カペラ」に決定したと発表した。
サンダース氏は同日、ツイッターでこの情報を発表した。サンダース氏は開催国のシンガポールの心尽くしに謝意を表した。
米CNNによると、シャングリラホテルとカペラが候補地になっていた。ホワイトハウスの先遣代表団の責任者は先週、朝鮮側との協議を経てカペラで開催することを決定した。消息筋によると、首脳の安全保障に適していることが最大の理由だ。
セントーサ島はシンガポール本島南の小島で、有名な観光スポットだ。島には多くの高級ホテルとレジャー施設がある。セントーサはマレー語で「平和と静けさ」を意味する。カペラは5つ星ホテルで、スイートルームなどが100室以上ある。重大国際・政治活動がこのホテルで開催された先例はない。
シンガポールメディアによると、シンガポール政府は5日、セントーサ島で今月10−14日に特別活動を催すと発表していた。政府は活動期間中、島と周辺海域でより厳格な安保措置を講じる。
トランプ米大統領は5日、ツイッターで「米朝首脳会談が大きな動きの始まりになることに期待する。すぐに結果が分かるはずだ」と投稿した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月6日