中国が世界初の第6世代機を開発中? J-20戦闘機のパートナーに

中国が世界初の第6世代機を開発中? J-20戦闘機のパートナーに。ベルギーの軍事サイトなど複数の海外メディアは12日、中国がこのほど公開した無人ステルス戦闘機「暗剣」は世界初の第6世代戦闘機になり、中国が強敵に対抗する一方的な武器になる可能性があると伝えた…

タグ:ステルス 無人機 戦闘機 

発信時間:2018-06-14 14:55:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ベルギーの軍事サイトなど複数の海外メディアは12日、中国がこのほど公開した無人ステルス戦闘機「暗剣」は世界初の第6世代戦闘機になり、中国が強敵に対抗する一方的な武器になる可能性があると伝えた。


 米サイト「Aviation International News」は12日、次のように伝えた。


 ネット上の写真を見ると、中国がこのほど公開した「暗剣」は、プロトタイプかフルスケール模型だ。2006年に初登場したコンセプトと似通っており、同じく流線型の機体、大きな三角翼、傾斜する2枚の垂直尾翼、単発エンジンを採用している。当初の「超音速、超機動、低観測プラットフォーム」という宣伝・設計の特長を留めており、かつより先進的なダイバータレス超音速インレット(DSI)プランを採用し、J-10C戦闘機のインレットに酷似している。「暗剣」の外観は、中国現役のステルス戦闘機であるJ-20に酷似しており、性能・指標は中国第5世代機に相当する可能性がある。離陸重量は約15トン、ペイロードは1トン、作戦半径は約1000キロ。空対空作戦に用いるならば、9G以上の重力にも耐えることができ、西側の有人戦闘機の性能を上回る可能性がある。


 ベルギーの軍事サイトは、次のように伝えた。


 「暗剣」は世界の航空界で節目としての意義を持ち、初の第6世代戦闘機の誕生を象徴する。各国空軍の現役機はいずれも第4世代改良型か第5世代機で、パイロットは特性の耐Gスーツと酸素マスクを使用し、かつ厳しい訓練を受けなければならない。それであっても、パイロットの体力やスタミナなど肉体的な限界を考慮する必要がある。無人戦闘機は電子戦やネットワーク戦などソフトな干渉を受けやすいが、その機動性は有人戦闘機の比ではない。


 「暗剣」の登場は、中国がJ-20のハイテクを無人機に順調に移していることを意味する。中国の戦闘機はこれまで、西側の設計・技術を剽窃したものとされていた。ところが今日の中国が開発した無人機と改良型は、すでに西側を大きく上回っている。海外メディアは、「暗剣」が将来的に中国最先端の空対空ミサイルを搭載し、超音速飛行能力を手にすると予想している。東中国海・南中国海の敵の致命的な脅威となり、中国の東中国海・南中国海における「領域拒否」能力を強化する。また「暗剣」はAI技術によりJ-20と共同作戦を展開できる。J-20を中心とし、「暗剣」にスマート化集団作戦を指示できる。英シンクタンク・英国王立防衛安全保障研究所の専門家は「暗剣の設計はそれほど複雑である必要はなく、少なくとも米国の戦闘機のミサイルを引きつけることができる。現時点で第6世代戦闘機の基準はまだ不明だが、暗剣は次世代戦闘機の性能と特長を豊富にした。安価で消耗できる、スマート化集団制御が可能な無人機は、第6世代戦闘機の設計案の一つになるだろう」と判断した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月14日  


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