米国は15日、500億ドル分の中国の技術系製品への追加関税の徴収を宣言した。世界にとっての突然の知らせとなった。人々が予想していたように、中国はすぐに同規模の反撃措置を宣言した。これが示しているのは、中国と米国が国際社会に与えている異なるイメージだ。一方は、「突然」を絶えず繰り出し、世界の貿易の土台に挑戦している。もう一方は、応戦を迫られているが、決して屈服しない。
中国の応戦は、対米貿易にあたっての自衛のための反撃作戦と言えるだろう。
この戦いでは、われわれは、目まぐるしい変化に対して「変わらない」ことによって応じている。「変わらない」とはまず、中国が戦略の定力を保持し、国家利益の最低ラインを断固として守り、多角的ルールの安定を揺るぎなく維持することを指す。これこそが中国の守る「道」だ。トランプ当局は現在、長年にわたって通用してきた国際ルールを顧みず、世界貿易の赤信号を何度も無視して突き進んでいる。好き勝手に突っ込み、ほかの誰かが怪我をしても一向にかまわないといった具合だ。私益のためには平気で前言も撤回し、米国の国家の信用を失墜させている。中国とはこれとは逆に、「変わらない」ことを通じて、「言うことは必ず守り、やることは必ず結果を出す」という責任ある新興大国の姿を示している。正しいことをすれば必ず多くの人々の支持を受けることができる。
「変わらない」とは第二に、貿易戦争を望まないが、恐れることもないというわれわれの態度だ。相手の挑発に対しては、必ず後から反撃するという中国側の決意と行動力だ。ワシントンの全面的な出撃に対しては、日本がまだ一貫してこれを耐え忍んでいるのを除けば、その他の「被害国」は大小を問わず、対等の報復をすばやく行っている。米国側は、米国の勝手な振る舞いに中国が聞き従うなどと幻想を抱くべきではない。