米国防長官が4年ぶり訪中 中心議題は?

米国防長官が4年ぶり訪中 中心議題は?。

タグ:米国防長官訪中

発信時間:2018-06-27 17:43:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■米側が中国側と向き合って進むことを希望

マティス長官は就任から17カ月の間にアジアを7回訪問したが、訪中は今回が初めてだ。これは現在の中米の軍事関係を示すものでもある。

今年初めに米国防総省の公表した新「国家防衛戦略」は、「すでにテロリズムではなく、国家間の戦略競争が米国の国家安全保障にとって最大の懸念となっている」と明記した。そして中露はまさに米国の主要な競争の対象だ。この肝要な時期にトランプ大統領が初めてマティス長官を中国に派遣したのには、深長な意図がある。「中国を米国の主要な戦略的ライバルとすることはトランプ政権にとって既定路線であり、マティス長官の訪中はこの戦略の調整を意味するものではない。それよりも、中米両軍の溝を埋め、潜在的衝突の可能性を引き下げ、軍事的対立のリスクを減らすためだろう」との分析がある。

マティス長官の訪中について、中国国防部(国防省)の任国強報道官は25日「中国の国と軍の指導者がマティス長官と会談し、両国・両軍関係及び関心を共有する問題について意見交換する」と表明。「健全で安定した中米両軍関係の発展は中米双方の共通利益にかない、国際社会も一致して期待している。中国側は米側との軍事関係の発展を非常に重視している。米側が中国側と向き合って進み、両軍関係を両国関係の重要な安定化要因とすべく共に努力することを希望する」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年6月27日


<  1  2  3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで