一帯一路は現在、世界的に大きな磁力を生んでいる。多くの国が一帯一路に引きつけられている。中国と二国間協定を締結し、さらには国連やその他の国際フォーラムで同イニシアチブを支持している。フランス、スペイン、英国を含む米国の伝統的な同盟国も、一帯一路に興味を示している。さらには米国の内部でも、中国主導の同イニシアチブへのさらなる参与を呼びかける声がある。
残念ながら、米国のトランプ政権は米国を戦後レジームの被害者と見なしている。この秩序は米国が数十年前に形成を促し、指導してきものだ。米国は全世界を相手に未曾有の貿易戦争を仕掛ける前に、この秩序を破壊する決意を下したようだ。
米国が自国の道を歩むと同時に、中国は一帯一路の枠組み内で相互接続の推進に力を入れている。そのため我々は新たな冷戦の幕開けではなく、新たな世界秩序を目にしている。これは人類にとって喜ばしいことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月10日