「一帯一路」は中国マレーシア協力の重要プラットフォームに

「一帯一路」は中国マレーシア協力の重要プラットフォームに。マレーシアのマハティール首相が17~21日の日程で中国を公式訪問している。マハティール首相にとって政権に返り咲いてから初の訪中であり、ASEAN以外の国を訪問するのも再登板後初だ…

タグ:マレーシア マハティール 首相 公式訪問

発信時間:2018-08-20 15:43:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

マレーシアのマハティール首相が17~21日の日程で中国を公式訪問している。マハティール首相にとって政権に返り咲いてから初の訪中であり、ASEAN以外の国を訪問するのも再登板後初だ。18日夜、浙江省視察訪問を終えて北京入りしたマハティール首相を、王毅国務委員兼外交部長(外相)は自ら空港で出迎え、慣例を破る手厚い待遇で善意を示した。(文:蘇暁暉・中国国際問題研究院国際戦略研究所副所長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)


マレーシア総選挙で新政権が発足して以来、中国マレーシア関係の行方が大いに注目されている。中国マレーシア関係に悲観的なひっきりなしの「雑音」を前に、マハティール首相は自らの「選挙時の発言」について就任後ただちに釈明し、繰り返し対中関係の重要性を強調し、対中経済・貿易協力を歓迎する意向を明確にした。さらに今回の訪中は対中協力へのマレーシア側の意欲を伝え、両国関係の発展に新たな原動力を与えるものだ。


「一帯一路」構想は中国マレーシア協力の重要なプラットフォームとなる見込みがある。「政策の意思疎通」は両国関係を力強く支える。マハティール首相はかつてナジブ政権が外国と調印した大型インフラ事業を問題視した。今回の訪中は双方がこうした問題について意思を疎通し、相互信頼を深め、疑念を解消するうえで助けとなる。マハティール首相は訪中時、特に中国の高速鉄道に試乗する意向だ。実はマハティール首相は以前、中国の発展はマレーシアの発展に資し、中国側の「一帯一路」構想は沿線各国に確かな利益をもたらしていると繰り返し指摘していた。中国側はマレーシアを「一帯一路」の重要な支点国と見ている。マハティール首相の初の訪問地である浙江省は、「一帯一路」によって新たな対外開放を統率し、「一帯一路」の要衝となるべく全力を挙げている。マハティール首相は訪問で、「一帯一路」のもたらす活力と発展の潜在力を実感することができる。


「インフラ施設の連結」はマレーシア発展の重要な基礎だ。マレーシア東部のサバ州は地域運輸の要衝となることを期待している。マレーシア実業界は地元経済発展への港湾建設の牽引効果を重視し、インフラ整備が一層のビジネスチャンスをもたらすことを望んでいる。


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