国防部新聞局が発表した情報によると、中露双方の合意に基づき、中国軍は8月中・下旬から9月中旬にかけて、ロシア軍の「東方−2018」戦略演習に参加する。双方は9月11−15日にロシア・ザバイカリエ地方の訓練場で、共同戦役行動訓練を実施する。中露両軍の戦略指揮機関は司令部を共同で設置する。共同戦役指揮機関のメンバーは、中国人民解放軍北部戦区、ロシア連邦軍東部軍管区から派遣される。中国側の参加兵力は約3200人、各種武器装備品は900台以上、固定翼機とヘリは30機。主に機動的防御、火力攻撃、反攻などの内容を訓練する。
今回の演習は、中露全面的戦略協力パートナーシップを強化し、両軍の実務的な友好協力を掘り下げ、各種安全脅威に共同対処する両軍の能力を強化することが目的だ。地域の平和と安全の維持を促し、第3国を念頭に置かない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月21日