好調な勢いを呈する中露極東協力

好調な勢いを呈する中露極東協力。

タグ:ロシア 黒龍江省 鉄道 農業 

発信時間:2018-09-11 10:19:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


農業と越境物流、両国の協力をけん引


 ロシア極東と中国の経済・貿易協力において、農業と越境物流が急速に発展している。中糧集団は2017年にウラジオストクで中糧極東有限公司を設立し、大口食糧貿易を重点的に発展させている。また倉庫保管・物流、食品輸入、農産品加工などの協力にも注目している。


 中糧極東有限公司の白天旭総経理によると、同社はロシア極東の農業プロジェクトの開発に積極的に参与している。今秋は大豆、とうもろこしの大規模貿易に着手する。将来的には大麦、アブラナ、高級食品の貿易をさらに検討する。同社は今後3−5年内に、ロシアで食糧保管・物流システムを整える。


 白氏は「中露両国の農業協力は、自発的かつ分散的な地域協力から、規範的な秩序ある国家レベルの協力に移り変わっている」と述べた。越境インフラの整備に伴い、農業が中露貿易の重要な成長源になり続けると分析されている。


 越境物流について、ロシア沿海地方は極東で中日韓などに向けた倉庫保管・物流基地を建設しようとしている。中国の申通快遞公司はロシアで工業団地と物流団地を建設すると発表した。同社のロシア事業責任者の陳剛氏によると、同プロジェクトの敷地面積は約10ヘクタールで、投資総額は15億ルーブルにのぼる。同プロジェクトは統一計画を完了し、3年内に団地建設を完了する予定だ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月11日

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