米軍は海外サプライヤーに依存することによるリスクの評価を続けている。これまでの報告書は、米国の軍需産業の対外依存度は低く、リスクもコントロール可能としていた。しかも多くが低レベルの原材料や部品で、本当に首を絞められる程度には達していない。これは国防総省の最新の報告書の結論とはまったく異なっている。
米国が海外に依存しているが、より多くの国が米国の技術に依存している。この種の融合により、米国の軍需産業が首を絞められないようになっている。中国の専門家は、米国の軍需産業は各国の長所を集めることで、高性能と低コストの統一を実現していると述べた。
米国の軍需産業の真の脅威は、製造業の衰退によってもたらされる。米海軍系メディア「USNI News」は5日、米国の造船業が人材流出、市場流出、競争力不足、財政危機、設備老朽化などの問題に直面しており、米国の未来の造船計画に深刻な影響が生じていると認めた。「米国の造船企業が倒産すると、これらの産業が海外に移される。米海軍は海外への依存を余儀なくされ、さらには競争相手国に依存する局面も生じている」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月9日