中国外交部の華春瑩報道官は24日の定例記者会見にて、ベネズエラの現在の情勢について「中国側はベネズエラ政府の国の主権・独立・安定を守るための努力を支持する」と表明した。
記者からは「報道によると、ベネズエラ国民議会のグアイド議長が23日、大統領代行就任を宣言した。米国やブラジルなどの国は声明を発表し、これを承認した。ベネズエラ最高裁は国民議会は違憲と繰り返した。マドゥロ大統領は米国との外交関係を絶つことを宣言した。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。華氏は次のように回答した。
中国側はベネズエラの現在の情勢を注視している。理性と冷静を維持し、ベネズエラの憲法の枠組み内で平和的な対話を通じ、ベネズエラ問題の政治的な解決策を見いだすよう各方に呼びかけている。中国側はベネズエラ政府の国の主権・独立・安定を守るための努力を支持する。
中国側は他国の内政に干渉しない原則を一貫して維持しており、外部によるベネズエラ事業への干渉に反対する。国際社会がそのため共に有利な条件を整えることを願う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月25日