中国初、海上打ち上げ母港が年内着工へ

中国初、海上打ち上げ母港が年内着工へ。中国航天科技集団が30日に発表した情報によると、中国が年内始動する「中国東方航天港」プロジェクトは、山東省煙台市で中国初の海上打ち上げ母港の建設を予定している…

タグ:航天 海上 打ち上げ 戦略

発信時間:2019-07-31 11:13:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国航天科技集団が30日に発表した情報によると、中国が年内始動する「中国東方航天港」プロジェクトは、山東省煙台市で中国初の海上打ち上げ母港の建設を予定している。海上打ち上げの頻度を上げ、常態化・系統化させる。


 同プロジェクトは煙台の優れた地理的位置と港湾条件を利用し、宇宙及び海洋工学などの工業製造の確かな基礎という長所を発揮する。海上打ち上げ母港、及びロケット研究開発・製造センター、衛星ペイロード研究開発・製造センター、海上打ち上げプラットフォーム研究開発・製造センター、衛星データ応用・開発センターを建設する。スマート製造設備、物流設備、エネルギー設備、宇宙新材料、宇宙旅行などの関連産業を牽引する。


 航天科技集団第一研究院、煙台市政府、海洋工学協力先の3者はすでに、戦略的協力枠組み協定に署名している。各分野の協力を掘り下げ、共に「中国東方航天港」プロジェクトの建設を推進する基礎を固めた。


 航天科技集団が開発を担当するロケット「長征11号」が今年6月、山東省煙台市海陽港から予定の海域に移り、中国初の海上打ち上げ任務を順調に完了した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月31日

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