香港の暴力の横行、絶対に許されない

香港の暴力の横行、絶対に許されない。

タグ:香港 暴力

発信時間:2019-07-30 14:14:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「暴力は暴力、違法は違法であり、どのような偽りの命題を標榜してもその性質が変わることはない」国務院新聞弁公室が29日に開いた香港の現状に関する記者会見にて、報道官は厳正なる態度により暴力反対、法治維持の強いシグナルを発した。「新華社」が伝えた。


 このほど香港社会では特区政府の関連条例の改正をめぐり騒ぎが起き、一連のデモ行進が行われている。一部の過激な参加者とその裏側の勢力は「改正反対」の旗印を掲げ、意図的に暴力事件を起こしている。その行為は完全に平和的なデモの範疇を超えている。


 彼らの行為を見てみよう。香港立法会を占拠し、警察本部を包囲した。暴力的に立法会ビルに押しかけ、その施設を勝手に破壊した。中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室を包囲し、神聖なる国章を汚し、国と民族を侮辱する落書きをした。警察を襲撃し、囲い込み殴り、さらには指を噛み切った。元朗地区で違法の抗議集会を開き、20人以上が負傷した。香港島で違法の集会を開き、警察側の防御ラインに暴力を振るった。一部の人物による暴力的手段は残酷であり、腹立たしい。一部の人物は暴力を堂々と主張しており憤りを覚える。


 暴力行為が香港の一部地区でエスカレートするなか、一部の人物が飛び出し「違法達義」とやらを主張し、「暴力無罪、暴力免責」を言いふらしている。西側の一部の政治家は公然と暴力・違法犯罪に「同情」し、香港の警察による治安及び法治維持の正当な行為を攻撃し、暴力活動を煽っている。この黒を白と言い張る、是非を一緒くたにした三文芝居は、香港から中国本土に混乱を広げようとする一部の人物の悪い下心を十分に露呈している。


 暴力は常に文明・法治と相容れない。「治は最大の利、乱は最大の害」だ。暴力が生まれ、社会が乱れれば、誰も良き暮らしを送れず、最後に苦しむのは一般人だ。一部の人物が暴力行為を支持する一方で、香港の外食・小売業の売上が6月に2桁台の下げ幅を記録した。香港全体の消費者信頼感指数は過去5年で最低の水準まで落ち込み、香港を訪れる団体客も激減している。


 暴力活動に従事し、これをそそのかす人間は「香港を愛する」「香港を助ける」と称しているが、実際には香港を損ね乱すことをしている。彼らは自分のことしか考えておらず、香港の未来に心から関心を寄せたことがなく、ましてや香港市民の生活など考えたことがない。上手いことばかり言いながら悪いことをしている。少数の過激派による暴力活動がすでに香港の繁栄・安定の大局を著しく損ね、香港の法治と社会の秩序、香港市民の生命と財産の安全を脅かしており、「一国二制度」の原則の最低限のラインにも触れている。中華人民共和国の香港特別行政区で、暴力の横行を許すことができようか。


 人類文明の最低限のラインを脅かす暴力行為は、いつの時代も法治とは相容れず、社会から反対される。香港社会の各界は最近、香港を守る大型集会を開き、法治維持と暴力反対を呼びかけている。「香港はこれ以上混乱を続けられない」は香港社会で主流の民意であり、香港に関心を寄せ香港を愛する人々に共通する心の声だ。香港の明日のため、暴力に共にノーと言おうではないか。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月30日

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