外交部報道官 米国の最大限の圧力について

外交部報道官 米国の最大限の圧力について。トランプ大統領は30日、「もし中国政府が来年の米大統領選後まで米側との通商合意を待つのなら、必ずもっとまずい合意になる」とツイッターで発言した…

タグ:トランプ 大統領 通商合意

発信時間:2019-08-01 16:16:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

トランプ米大統領がこのほどツイッターで中国に対して最大限の圧力を試みると発言したことについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官は7月31日の定例記者会見で「1年余りの中米経済貿易協議において、前言を翻し、約束を守らず、二転三転してきたのが誰なのかは、誰の目にも明らかだ。この問題において、米側は誠意と誠実さ、信用性をもっと示すべきだ」と述べた。


トランプ大統領は30日、「もし中国政府が来年の米大統領選後まで米側との通商合意を待つのなら、必ずもっとまずい合意になる」とツイッターで発言した。


これについて華報道官は「1年余りの中米経済貿易協議において、前言を翻し、約束を守らず、二転三転してきたのが誰なのかは、誰の目にも明らかだ。経済貿易協議に対する中国側の立場は終始変らない」と指摘。


「双方の経済貿易チームが現在上海で協議している。この時期に米側がこの問題において放言することで最大限の圧力を加えようとするのは、意義がないことだと思う。実際、自分が病気にかかっている時に他人に薬を飲ませるのも、何の役にも立たない。経済貿易協議の問題において、米側は誠意と誠実さ、信用性をもっと示すべきだと思う」と述べた。


トランプ大統領はツイッターで中国の米国産農産物輸入及び中国経済の状況についてもコメントした。


これについて華報道官は「農産物輸入の問題に関しては、数日前に商務部(商務省)報道官が同様の質問に答えた。具体的額と進展は把握しておらず、関係当局に問い合わせる必要がある。中国経済の状況について、誰の目にも明らかな1つの事実として、今年第2四半期のGDP成長率が中国は6.2%、米国は2.1%だったことがある。6.2%と2.1%のどちらがより良く、どちらがよりまずいかは、誰もがはっきり判断できる」と述べた。


「中米が中米首脳大阪会談でのコンセンサスを実行に移す時に、真相を隠すための言動をするのも、最大限の圧力を加えようとするのも、建設的ではない」と華報道官は指摘。


「双方のチームが尊重と平等の精神に基づき、真剣に、誠心誠意協議を行い、友好的で平等な協議を通じて互いの意見の相違や懸念を解決すべく努力できるようにすることが重要であり、これこそが問題解決の正しい道だ」と述べた。(編集NA)


「人民網日本語版」2019年8月1日

 

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