外交部(外務省)の華春瑩報道官が1日、定例記者会見を開いた。外交部ウェブサイトが伝えた。
【記者】昨日(7月31日)、中国人民解放軍が香港と内地の境界に集結している状況について質問した記者がいた。昨晩、中国人民解放軍香港駐留部隊は治安維持に関する内容を取り上げた宣伝動画を見せた。これは中国側が香港の事への外国の懸念を念頭に、軍による治安維持行動に出るとの姿勢を示したものか?
【華報道官】質問された軍の配備や行動に関して、私は状況を把握していない。昨日(7月31日)、中国人民解放軍香港駐留部隊は中国人民解放軍創設92周年祝賀レセプションを催した。香港駐留部隊司令官の陳道祥少将によるスピーチは深く、人々の心を奮い立たせるものだった。中国中央政府の立場は一貫した、はっきりしたものだ。まさに陳少将がスピーチで表明したように、中央政府は林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官による特区政府を率いた法に基づく施政を断固として支持し、香港警察当局の厳正な取締りを断固として支持し、特区政府の関係当局と司法機関が法に基づき暴力犯罪分子を懲罰することを断固として支持し、香港の法治を守る国家を愛し香港を愛する人々の行動を断固として支持し、国家の主権と安全及び香港の繁栄と安定を断固として守る。われわれは、香港駐留部隊が引き続き香港の長期繁栄・安定を守る重要な存在となることを信じる。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年8月2日