香港警察、警察に関するデマを否定

香港警察、警察に関するデマを否定。

タグ:香港警察 デマ 天水囲 レーザーポインター

発信時間:2019-08-08 13:34:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 香港警察は7日、警察に関する噂は事実ではなく、特に「本土の警察が香港に到着」とは完全にデマであると表明した。警察は一部の過激なデモ参加者がレーザーポインターを使い警察を負傷させたことを批判した。


 香港特区政府警務処は7日に記者会見を開いた。防毒マスクを着用した警官が共通語を話していることから、本土の法執行人員ではないかと疑われているネット上の短い動画について、警務処公共関係科の江永祥高級警司はこの説を完全に否定した。「警官は防毒マスクを着用しており、声をはっきり聞くことができない。この説はデマだ」


 ある動画で警官が高所から着火した物を投げていることについては、「天水囲警察署は当時、暴力的なデモ参加者から攻撃を受けており、やむなく高い場所から催涙弾を投擲した」と説明した。


 説明によると、香港浸会大学学生会会長の方仲賢容疑者が6日夜7時頃、深水埗北河街で私服警官から取り調べを受け、バッグから長さ約18センチのレーザーポインター10丁が見つかった。攻撃武器の所持の疑いで逮捕された。警察が方容疑者を逮捕した夜、デモ参加者が深水埗警察署を包囲した。


 警務処公共関係科の謝振中総警司は記者会見で、「デモ参加者は警察署にレンガやガラス瓶を投げ、有線テレビを破壊し、警察署のガラス窓を破壊した。過激なデモ参加者が付近の住民、警察署の正常な業務に影響を及ぼす可能性があったため、警察は催涙弾で追い払い逮捕した」と述べた。


 警察は記者会見の現場で、押収したレーザーポインターの危険性を示した。警官がレーザーポインターを紙に向けると、数秒後に白い煙が上がり、焦げた匂いが漂った。


 江氏によると、警察は6日夜に深水埗で、違法集会、公務執行妨害、攻撃武器の所持などの容疑で9人を逮捕した。警察は同日夜に催涙弾を約20発使用した。警官1人が行動中に負傷した。


 警務処組織犯罪及び三合会調査科の李桂華高級警司は「複数の眼科専門医の意見によると、レーザーを人の目に照射すると網膜に治らぬ傷がつき永久に失明する。人体のその他の部位に照射しても火傷になる。ところが6月より、一部の過激なデモ参加者はレーザーポインターを使い警官を照射している。回数が増え強度が上がり、組織的かつ計画的に警官を負傷させている」と述べた。


 謝氏は「6日夜の深水埗暴力事件は急展開し、数時間内に警察署の外に1000人以上が集結した。暴力が急激にエスカレートし、最終的に警察署への暴力的な攻撃に発展した。警察は他に為す術がなく、催涙弾でデモ参加者を追い払った」と話した。


 「一部のデモでは瞬時にしてヒートアップする衝突が生じている。警察はこれについて、どのコミュニティでも起こりうると指摘しなければならない。この状況下、警察が大きな課題に直面しているが、引き続き努力し持ち場を守り、社会の秩序を正常化させるため最大限に努力する」


 6月9日から現在まで香港で発生している一連のデモ・衝突において、香港警察は違法集会、暴動、公務執行妨害などの罪で589人を逮捕している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月8日

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