米国のエンゲル下院外交委員長とマッコール下院議員が声明を出し、極端な暴力分子について「尊敬すべき勇気を示した」と妄言を吐き、中国中央政府の香港政策を誹謗し、特区政府の法に基づく施政にあれこれ口出しするという誤った言動をとったことについて、外交部(外務省)駐香港特派員公署は1日「米国のこうした政治屋が事実を無視し、白を黒と言い、香港の事と中国の内政に露骨に干渉したことを激しく非難する」と表明した。新華社が伝えた。
報道官は「少数の極端な暴力分子の行為の残忍さ、性質の悪辣さは全世界でもまれに見るものであり、香港警察は社会の安寧を維持するために最低限の武力を使用せざるを得なかった。どちらが原因でどちらが結果なのか、どちらがどちらに対して過ちを犯したのか。偏見のない人なら誰しも難なく判断できる。だが米国の特定の国会議員は依然として、事実をごまかしてでたらめを言い、暴徒を公然と美化している。一方、こうした政治屋は米国で発生した同様の暴行に対しては少しも手加減せずに激しく非難し、強力な鎮圧をする。こうした偽善的なダブルスタンダードと恥知らずな強盗の論法は、正義感のある人全てが深く義憤を覚え、彼らから相手にされないものだ」と表明した。
また「香港の極端な暴力的突撃はすでに2カ月余り続き、香港の経済・社会・民生に深刻な損害を与えている。それでもなお極端な暴力分子に同意し、拍手喝采する米国の一部政治屋の、香港の混乱を切望する心理は明々白々であり、彼らが香港の混乱局面の背後の『黒幕』であることを、人々は一層はっきりと目の当たりにした」と指摘。
「香港は中国の香港であり、香港の事は完全に中国の内政だ。香港の事にあれこれ口出しするのを直ちに止めるよう、米国のこうした政治屋に促す」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年9月2日