良いビジネス環境は生産力、競争力、吸引力をかき立てる。中国のビジネス環境が改善され続けていることは、現在中国が各国の企業とさらに多くの協力・ウィンウィンの物語を紡いでいることを意味する。世界の国際直接投資が3年続けて減少する中、今年第1~3四半期に中国で新設された外資系企業は3万871社で、実行ベース外資導入額は前年同期比6.5%増加した。商務部(商務省)の報告によると、外資系企業の数は全国の企業総数の3%足らずだが、対外貿易の半分近く、一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の生産額と利益の4分の1、税収の5分の1を貢献しており、すでに中国の開放型経済における重要部分をなしている。米電気自動車企業テスラの公表した第3四半期財務データによると、上海工場の建設スピードが想定以上に速かったことが、同季の利潤が予想を上回った主たる原因だ。
開放の足音はこのように大きく響いている。先般、第1回多国籍企業経営者青島サミットが成功裏に開催され、フォーチュン・グローバル500に名を連ねる企業100社以上が中国のチャンスを共に分析した。数日後には第2回中国国際輸入博覧会が約束通り開催され、第1回を上回る数の国・地域及び企業が出展する。中国がさらに開かれた大きな度量と積極的な行動によって各国の発展に新たなチャンスを創造し、世界の発展に力強い原動力を注入しているのを、世界は共に目撃している。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年10月28日