習近平国家主席は11月5日に上海で行われる第2回中国国際輸入博覧会ならびに虹橋国際経済フォーラムの開幕式及び関連行事に出席し、基調演説を行う。中国国際輸入博覧会組織委員会弁公室主任を務める王炳南商務副部長(商務次官)が29日の国内外プレス向けブリーフィングで発表した。中国新聞社が伝えた。
王氏によると、習主席は開幕式後に各国首脳と共に国家展を見学する。会期中には関係国の首脳と会談する。また、習主席夫妻は各国の首脳や来賓のために歓迎夕食会を開く。現時点で170か国・地域の政界・財界・学界の識者と国際組織の代表の出席が予定されている。
昨年の第1回輸入博覧会の基調演説で、習主席は中国の対外開放強化の取り組みとして▽輸入の潜在力を引き出す▽市場参入条件を引き続き緩和する▽世界一流のビジネス環境を築く▽対外開放の新たな高地を築く▽多国間・二国間協力の深い発展を促進する――を挙げた。
王氏は「中国国際輸入博覧会の開催は中国にとって、新たな高水準の対外開放の推進に着眼して下した重大な決定、自ら進んで世界に市場を開放する重大な措置であり、中国経済の質の高い発展の促進に寄与し、素晴らしい生活への人々のニーズをより良く満たすものだ。習主席が2年続けて中国国際輸入博覧会開幕式に出席し基調演説を行うことで、中国政府が非常に重視していることが十分に示され、多角的貿易体制を支持し、貿易の自由化と円滑化を後押しするという中国の一貫した立場が示され、開放型世界経済と人類運命共同体の構築を後押しする中国の実際の行動が示された。関係各方面の互いの努力で、第2回中国国際輸入博覧会の国家展及び企業展と第2回虹橋国際経済フォーラムの各準備作業はすでにほぼ整った」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年10月30日