中国のバイヤーと話をするサウジアラビア館の職員(人民日報・王驍波記者撮影)
第2回中国国際輸入博覧会が5日、上海国家エキシビションセンターで開幕した。習近平国家主席は開幕式で基調演説「開放・協力 運命を共にする」を行った。出席した来賓は人民日報の取材に「習主席の基調演説は対外開放のたゆまぬ拡大という中国の自信と決意をはっきりと示し、世界情勢の変動における大国としての責任感を体現し、世界各国とチャンスを分かち合い、共に発展する中国の誠意を示した。さらに多くの力を凝聚し、開かれた協力、開かれたイノベーション、開かれた共有という世界経済の共同構築を後押しし、人類運命共同体の共同構築を後押しするのは間違いない」と表明した。人民日報が伝えた。
ペルーのバスケス通商観光相は「輸入博覧会開幕式での習主席の基調演説は大国の指導者としての風格を示し、多国間主義の堅持、貿易と投資の自由化及び円滑化の促進という中国の立場を表明し、協力パートナーとチャンスを分かち合い、手を携えて発展することを望む中国の姿勢を示した。輸入博覧会への参加はペルーを含む世界各国にとって重要な意義を持つ。ペルーは中国の一層の門戸開放という機会をしっかりと捉え、ペルーの良質な製品を中国の消費者にさらに多くもたらす。中国の投資家と観光客がさらに多くペルーに来ることも歓迎する」と表明した。
アルゼンチンのエチェベレ農産業大臣は「市場開放の拡大とビジネス環境の改善を続ける中国の積極的措置は多角的貿易体制を基礎とするものだ。中国の包括的開放は世界各国に重要な発展のチャンスをもたらした」と述べた。