国務院香港マカオ事務弁公室の徐露穎報道官は7日、香港特別行政区立法会議員、第6回区議会選挙立候補者の何君堯氏の刺傷事件について談話を発表した。暴行への大きな憤りを表し、これを強く批判し、法に基づき暴力活動を厳罰に処するよう呼びかけた。徐氏の発言内容は下記の通り。
何議員は6日午前、香港・屯門で区議会選挙の宣伝活動を行った際に、支持者を装う男から突然襲撃された。この暴徒は鋭利な刃物を何氏の胸部に突き立てた。残酷な手段で危険な状況だった。何氏は左胸を刺され、同僚2人も負傷した。この愛国・愛香港区議会選立候補者を白昼堂々と殺害しようとした行為は衝撃的だ。これは他者の生命の安全を脅かす深刻な犯罪行為であり、赤裸々な選挙暴力だ。我々はこれに大きな憤りを表し、強く批判する。何議員と同僚には心から慰問の意を表する。
少数の暴徒は連日、道路を封鎖し、放火し、警官を襲撃するといった暴力活動を続けるほか、在香港大陸系企業を破壊し、火を放っている。新華社アジア太平洋総局を暴力で破壊し、意見の異なる歩行者を袋だたきにし侮辱している。愛国・愛香港議員の事務所や選挙活動を行う街頭の拠点を破壊し、愛国・愛香港立候補者、選挙応援団、支持する有権者を妨害・脅迫している。現在はさらに増長し、暴力反対の立場を明らかにしている愛国・愛香港議員を直接傷つけ殺害しようとした。これには愛国・愛香港立候補者とその支持者を脅迫し、萎縮効果を生むことで区議会選挙の結果に影響を及ぼし、権利を剥奪するという政治目的がある。
過激な暴力活動はいかなる社会であっても絶対に容認されず、絶対に見逃されない。暴力と混乱の制止及び秩序回復は依然として、現在の香港にとって最も重要な任務だ。我々は香港の行政・立法・司法機関が共に暴力活動を法に基づき制止し懲罰を加える責任を担うことを願う。香港各界の人々が暴力に反対し、法治と安定を守るプラスのエネルギーを集めることを願う。香港の選挙は公平・公正・安全・秩序の環境で行われなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月8日