香港の暴徒が10日、再び各地の公共施設を破壊した。さらに店を破壊し、放火し、道路を占拠し、警官を襲撃した。香港警察が11日未明に発表したプレスリリースによると、10日の逮捕者は同日午後11時30分現在で88人にのぼった。警察は法を無視する暴徒の暴力・破壊行為を強く批判する。
プレスリリースの全文は下記の通り。
昨日(11月10日)、多くの暴徒が再び香港各区で組織的に公共施設及び標的とした店を破壊し、警官を襲撃し道路を占拠した。警察は暴徒を強く批判する。
昨日午後2時より、暴徒は九龍塘、荃湾、沙田、屯門、将軍澳、大埔、旺角などの各区で集合し、多くの店や施設を標的として破壊し、社会の安定を大きく損ねた。暴徒は沙田大会堂付近の飲食店に闖入し破壊し、沙田の大型店舗の出入り口を塞ぎ、市民の安全及び公共施設を使用する権利を無視した。暴徒は再び香港地下鉄沙田駅を破壊し、鉄道の交通安全を損ねた。
複数の店で犯罪行為が起きていたため、警察は店に入り捜査・逮捕する責任と法的権利があった。午後4時半頃、別の暴徒が九龍塘の店内で破壊行為をはたらいた。警察は直ちに私服警官を派遣し数人を逮捕し、犯罪の発生を阻止した。その過程において、多くの暴徒が近くで叫び声をあげ、さらには警官に襲撃し逮捕者を奪おうとした。警察は最低限の武力を用い逮捕活動を行った。
デモ隊は夜になると、屯門、旺角、荃湾などの各地で放火し、道路にバリケードを設置し、付近の交通に深刻な影響を及ぼした。警察は現場の状況に応じ、最低限の武力を使い追い払い、社会の秩序を取り戻した。
警察は昨日の駆逐行動において、暴徒の違法行為を阻止するため人群管理特別用途車及び催涙弾を使用した。昨日(11月10日)夜11時30分現在までの逮捕者は88人。違法集会、武器の所持、刑事破壊、違法集会でのマスク着用などの罪が問われている。
警察は法を無視する暴徒の暴力・破壊行為を強く批判する。警察はいかなる人物もしくは目的であっても、暴力に訴えることを決して容認しないと再度強調する。断固たる法執行行動により社会の秩序を取り戻し、すべての違法行為を徹底追及する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月11日