中国共産党中央政治局委員・中央外事活動委員会弁公室の楊潔篪主任は7日午前、米国のポンペオ国務長官と電話会談しました。
楊主任はその際、「このほど、米国側がいわゆる『香港人権・民主主義法案』を立法し、米下院ではいわゆる『2019年ウイグル人権政策法案』を可決するなど、米高官は相次いで中国の政治制度や内外政策を歪曲して批判するような発言をしている。これは中国内政への乱暴な干渉であり、国際法と国際関係の基本規則、また中米両国人民並びに国際社会の願いにひどく違反している。中国側はこれに強く反対し、これらの行為を強く批難する」と語りました。
楊主任はさらに、「中国側は国家の主権・安全・発展の利益を断固として守っていく。如何なる人もわれわれが自らの利益を損なうようなことを望んではいけない。米国側は直ちに情勢を見極め、過ちを正し、中国への歪曲や中傷、中国内政への干渉をいち早くやめなければならない」と訴えました。
「中国国際放送局日本語版」2019年12月8日