東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)は国連安保理に承認されたテロ組織である。長い間、ETIMは新彊を中国から分裂させようと企て、一連のテロ襲撃を行った。そればかりではなく、海外で一連のテロ活動を実施し、他国の安全と安定にも深刻な脅威をもたらした。
CGTNのドキュメンタリー「ETIM:新彊暴力テロの黒幕」は「中国に最も直接的な安全脅威」「ETIM分裂主義の策略」「反テロの長い道のりと重責」という三つの内容で構成され、ETIMが黒幕であるということを明らかにした。
新彊は中国でテロリズムと戦う主戦場とも言われ、反テロ闘争の情勢は非常に深刻である。自治区全域で暴力テロ事件が頻繁に行われ、住民に命と財産の安全において大きな脅威をもたらしている。
初歩的な統計によると、1990年から2016年末まで、新彊では合わせて数千以上のテロ襲撃事件が発生した。
2012年6月29日、新彊和田からウルムチへの航空便GS7554で、飛行機の乗っ取りテロ事件が発生した。6人のETIMテロリストは操縦室に突入して、米「9・11」テロ襲撃のマネをし、爆発物を起爆しようとしたが、乗務員に制圧された。
2014年4月30日、列車のウルムチ南駅では、刃物で人を斬りつけ、自らを犠牲にする自爆テロが発生し、3人が死亡、79人が負傷した。