香港終審法院及び高等法院で放火 香港特区政府が強く批判

香港終審法院及び高等法院で放火 香港特区政府が強く批判。またいかなる者であっても、司法機関に対する攻撃もしくは侮辱は香港の法治を大きく損ね、全社会から受け入れられないと強調した…

タグ:司法機関 暴力 特区 法院

発信時間:2019-12-09 10:51:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 香港特区政府は8日夜、香港終審法院(最高裁)及び高等法院(高等裁)に対する放火・破壊行為を強く批判した。またいかなる者であっても、司法機関に対する攻撃もしくは侮辱は香港の法治を大きく損ね、全社会から受け入れられないと強調した。


 特区政府の同日の発表によると、8日には道路占拠、商店及び銀行の破壊が発生し、市民の安全が脅かされた。警察には公衆安全及び秩序を維持する責任がある。デモ活動がおおむね平和的で秩序正しい場合、警察は武力を使用する必要がない。しかし違法行為が発生すれば警察は適切な措置を講じる必要がある。これには適切な武力による暴力行為への対応・阻止が含まれる。


 特区政府は、全社会との共同の取り組みにより暴力を阻止し、法治を守り、社会の秩序を取り戻したいと表明した。また対話により香港の深い問題について活路を見いだすとした。


 特区政府律政司も同日、次の声明を発表した。特区政府はすべての違法・暴力行為を絶対に容認しない。終審法院及び高等法院周辺の放火は、社会の安寧を乱し、さらに法治の都としての香港の良好な名声を損ねた。放火は重罪で、一般人の生命と財産を脅かす。有罪であれば終身刑になるため、法に触れることを行なうべきではない。


 律政司は民間人に対して、法治の尊重を呼びかけた。また特区政府は司法機関を破壊し、法治を損ねるすべての行為を絶対に容認しないとした。


 香港警察によると、暴徒は同日高等法院周辺で壁に落書きし、さらに高等法院と終審法院の外から火炎瓶を投げ、火を放った。香港の法治の精神に挑戦した。本件は「放火」として、特区政府警務処中区警区刑事調査隊の捜査に委ねられた。


 警察はデモ隊に対して平和的・理性的に主張するよう呼びかけ、また暴徒にすべての違法行為を停止するよう警告した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月9日

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