王毅・国務委員兼外交部長は現地時間16日、マドリードのアジア欧州会合(ASEM)第14回外相会合にて、次のように表明した。
多国間主義の実践は、公平と正義、協力とウィンウィンを主旨として堅持しなければならない。相互尊重と平等な付き合いはASEMの重要な精神だ。我々は価値観に基づく偏見や冷戦の古い思考を捨て、他国が自らの国情に合致した発展の道を歩むことを尊重し、自らの価値観を他人に押し付けることに反対するべきだ。互恵協力と共同発展は、アジア欧州諸国の共通の願いだ。「一帯一路」、ユーラシア経済連合、ユーラシア相互接続戦略、及びASEAN相互接続全体計画などのイニシアチブ間の連結を積極的に推進するべきだ。中国は来年、国連の第2回世界持続可能な交通大会を開催する。我々はこれを契機とし、ユーラシア及び世界の相互接続と共同発展を促進するため新たな動力を注ぎ込み、新たな貢献を成し遂げることを願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月17日